
飲酒 其七 陶淵明
秋菊有佳色 秋菊 佳色あり
裛露掇其英 露に裛(ぬ)れたる其の英を掇(つ)み
汎此忘憂物 此の忘憂の物に汎かべて
遠我遺世情 我が世を遺るるの情を遠くす
一觴雖獨進 一觴 独り進むと雖も
杯盡壺自傾 杯 尽き 壺も自ずから傾く
日入群動息 日入りて 群動 息み
帰鳥趨林鳴 帰鳥 林に趨きて鳴く
嘯傲東軒下 嘯傲(しょうごう)す 東軒の下
聊復得此生 聊か復た此の生を得たり
一海知義注:中国詩人選集「陶淵明」, p48-49,岩波書店, 1990

飲酒 其七 陶淵明
秋菊有佳色 秋菊 佳色あり
裛露掇其英 露に裛(ぬ)れたる其の英を掇(つ)み
汎此忘憂物 此の忘憂の物に汎かべて
遠我遺世情 我が世を遺るるの情を遠くす
一觴雖獨進 一觴 独り進むと雖も
杯盡壺自傾 杯 尽き 壺も自ずから傾く
日入群動息 日入りて 群動 息み
帰鳥趨林鳴 帰鳥 林に趨きて鳴く
嘯傲東軒下 嘯傲(しょうごう)す 東軒の下
聊復得此生 聊か復た此の生を得たり
一海知義注:中国詩人選集「陶淵明」, p48-49,岩波書店, 1990